認知症とは
認知症とは、いったん正常に発達した知能が、何らかの原因で日常生活に支障を来すレベルまで低下する症状のことで、認知症の診断基準は以下の通りです。
認知症診断基準(アメリカ精神医学会DSM- IV)
- 記憶障害がある。
- 失行、失認、失語、遂行機能障害のどれかがある。
- 上記のため、社会生活に支障を来す。
- 上記の状態の脳などの身体的な原因がある、または、あると推測できる。
- 意識障害はない。
以上をすべて満たした場合
BPSDについて
BPSDとは、 Behavioral and Psychological Symptoms of Dementiaの略で、 「認知症の行動と心理症状」と訳されます。認知症に伴う徘徊や妄想・攻撃的行動・不潔行為・異食などのことで、以前は「問題行動」や「行動障害」などと呼ばれていました。
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認知症の分類
認知症はさまざまな原因で発症します。比較的多い割合でみられる認知症に、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭葉型認知症などがあります。
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ポイント
- 認知症は、記憶障害十高次脳機能障害により、 日常生活に支障を来す病気である。
- 認知症の周辺症状にBPSDがある。
- アルツハイマー型、脳血管性、レビー小体型認知症、前頭側頭葉型などがある。
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