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夜間頻尿でお困りの方必見!

突然ですが、おしっこが貯まる臓器はご存知ですか?

大多数の方は膀胱と答えるのではないでしょうか?

 

1日の水分を夜、寝る前に出し切らずに夜間に頻尿になると日中に眠気を感じて困ります。


膀胱の新常識

第2の心臓

ふくらはぎの重要性

実は最近、研究により膀胱以外に水分が溜まる場所がわかってきました。それは…第2の心臓と呼ばれるふくらはぎです。

 

年を取ると筋力が衰え第2の心臓と言われるふくらはぎのポンプ作用が低下します。もしも心配な方は全身の水分の状態を知るために朝と夜でふくらはぎの太さを図ってみて下さい。

 

夜間頻尿がある方は、朝から摂取している水分が、どんどんふくらはぎに溜まっていき夜にふくらはぎがむくみ太くなっているはずです。ちなみに腕や臓器が入っている胴体にはあまり水分は溜まりません。

 

ふくらはぎの骨と皮膚の間は間質と呼ばれ、通常はくっついています。ところが加齢により筋本ポンプが弱ってくるとその間質の部分に水分が溜まります。そうです!ふくらはぎの間質に溜め込んだ水分が夜間頻尿の原因になるのです。夕方以降、靴下の跡などが残るなどもむくんでいる証拠になります。

水分の循環メカニズム

人間の身体は水分を摂るといったんは、血管に入り心臓とふくらはぎのポンプ作用により、身体を循環します。そして身体の水分を一定に保つために増えた分の水分をおしっこへ変えることで膀胱に溜まります。

 

夜のおしっこに悩む方は加齢が原因でふくらはぎのポンプの機能が衰えている可能性があります。水分を摂っても筋ポンプの力で血液を下から上に押し上げる力が足りないのです。そのため血管から水分が漏れ出し、ふくらはぎの間質に溜まってしますのです。

 

このままの状態で夜、横になり寝ると身体は重力の影響を受けなくなり、ふくらはぎの間質に溜まった水分が再び血管へ戻ります。その分、増えた血液を減らすためにどんどんおしっこが作り出されてしまうのです。おしっこが膀胱に溜まっていき、それが夜間に目を覚まさせる原因になるのです。


行動療法

対策

ふくらはぎに水分を溜め込まないための簡単な対策

夜のおしっこの勢いが昼よりも強い場合は夜間頻尿を疑う目安になります。また高齢の方が夜間、トイレにたびたび起きるとつまづく頻度が高くなり、骨折のリスクが上昇し死亡率も高くなることがわかっています。

 

そこでお勧めするのが行動療法です。患者さま自身が行動をおこして行う行動療法は薬とは違い副作用がありません。第1の選択肢としてぜひ選びたいものです。

3つの対策

  1. ストッキング
  2. 足上げ
  3. 減塩

1.ストッキング

弾性ストッキングを使用します。弾性ストッキングを利用すると足を締め付けるようになり昼間、ふくらはぎに水分が溜まりにくくなります。足に水分が溜まりにくくなると昼間におしっこの量と回数が増えて夜まで持ち越されなくなります。

 

ストッキングは医療用の弾性ストッキングを使用し昼間に着用して筋力の補助をします。※弾性ストッキングは薬局などで市販されています。(糖尿病や心臓に持病をお持ちの方などは注意です。まずはかかりつけ医や専門医に相談して下さい。)

ストッキングの種類

  • ハイソックスタイプ
  • ストッキングタイプ
  • パンストタイプ

 ハイソックスタイプが締め付ける面積が少ないため履きやすくオススメです。履く時間は朝起きてから夕方まで無理のない範囲で着用します。圧力が強すぎると感じる人は履く時間を短くしたり、少し大きめのサイズから始めると良いです。


2.足上げ

足を上げて30分ほど仰向けになります。足の下に柔らかいものを敷き、10~15cm程度の無理のない範囲の高さで行います。30分やっても負担を感じにくい程度の高さが目安です。

 

足を上げて寝ることでふくらはぎの水分が血管に戻り徐々に夜間頻尿が減っていきます。行う時間は昼~夕方までです。あまり遅くなりすぎると夜中に出るおしっこの量が逆に多くなる可能性があります。早すぎると効果が薄れます。夜に眠れなくなる可能性があるので足上げの最中は深く眠らないように注意して下さい。


3.減塩

塩分が身体に入ってくると水分の量が増え、血圧が上がりやすくなります。そしてふくらはぎの毛細血管から水分が出やすくなり、ふくらはぎの間質に溜まっていきます。夕方以降に塩分を取りすぎると夜間頻尿になりやすくなります。特に晩酌好きな方は注意が必要です。お酒による利尿作用と塩辛いおつまみを取ることで、身体に水分を引き込みやすくなります。

最後に

以上まずは1ヶ月間お試し下さい。効果が感じられない場合は別の原因も考えられますので、専門医に相談して下さい。お試しすることでつま先まで腫れていたのが腫れが引き座ったり立ったりするのが楽になったという報告もあります。


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