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「昼寝」でリフレッシュ!

昼寝で脳をリフレッシュ!

我々の脳は1日を通して常に良い状態に保たれていればよいのですが、実際のところ脳のパフォーマンスは一定ではありません。脳がよく働く時間帯もあれば、落ちてしまう時間帯もあります。一番働きがよいのは午前中と言われています。目立って低下するのはやはり昼食後のようです。

 

食事によって満足感を得た脳は緊張感を解いてしまいます。それに伴って脳の働きも低下していきます。しかし午後からも、ちゃんと脳に働いてもらわないと困りますよね。

 

そんなときにある程度、脳の機能をリフレッシュさせる方法があります。それが…「昼寝」です。コーネル大学の研究によると15分または30分の仮眠により、何もしなかった場合に比べ脳のパフォーマンスが34%向上したということです。

 

有名な物理学者、アルバート・アインシュタインも昼食後20分ほど「昼寝」をしていたそうです。この他にも有名人にはレオナルド・ダ・ヴィンチ、ナポレオン・ボナパルト、ジョン・ロックフェラー、トーマス・エジソン、ウィンストン・チャーチル、ジョン・F・ケネディ…とそうそうたるメンバーが「昼寝」を活用しています。

 

ただ気をつけなければいけないことは…寝すぎないことです!最適な仮眠の時間は前述の15分~30分です。それを超えてしまうと今度はかえって脳疲労を増加⇑させてしまう恐れがあるのだそうです。

 

そこで、短時間で目覚めるためのちょっとした工夫あります。それは仮眠をとる直前にコーヒーなどのカフェイン飲料をあらかじめ摂取ておくということです。ご存知のとおりカフェインには覚醒作用があります。この覚醒作用が働き出すのが摂取してから30分後なのです。つまり、まるでカフェインが目覚まし時計代わりにちょうどよいタイミングで作用し始め、寝すぎを防止してくれるのです。

 

これからは「昼寝」を積極的に日常に取り入れ、脳のパフォーマンスを上げていきたいものですね。