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秋に起こりやすい天気による不調、『気象病』

今年ももう9月。あと3分の1しかないと考えると、本当にあっという間ですね。今年の夏は暑さが厳しいと言われていましたが、それは残暑期間まで続くようです。ピークは過ぎたとはいえ、熱中症の危険性がまだまだ高いので注意してくださいね。とはいえやはり秋、夜になると気温が下がることが多いので、体の冷やし過ぎも禁物ですよ。


秋に起こりやすい天気による不調、『気象病』

暑い夏が終わり、過ごしやすいと言われている秋になりました。真夏に比べて暑さが徐々にやわらいでいくため、楽になったように感じる方も多いでしょう。しかし、「季節の変わり目は風邪を引きやすい」という言葉にもあるように、体調を崩す人が多いタイミングであることも確かです。

 

『気象病』という言葉をご存知ですか?気象病とは、急な気圧変化や一日の気温の高低差によって起こる体調不良のことです。頭痛やめまいを感じる人もいれば、なんとなくやる気が出なかったりネガティブな気持ちが強くなったり、精神的な症状が起こる人もいます。特に、台風が近づいてくると症状が出る人が多いようです。つまり、台風が多いこの時期は注意が必要ということですね。気象病はなかなか周りの理解を得にくく、悩んでいる方も多いといいます。そもそも、なぜ気象病は起こるのでしょうか?

 

その理由は、気圧が耳の機関である『内耳』を刺激するから。内耳が急な気圧変動を感知すると、ストレスがかかった時に興奮する『交感神経』を刺激します。ストレスがかかった状態とは、自分が「不快だ」と感じた状態のことです。内耳への刺激による交感神経の緊張は、その過去のストレス状態を脳に呼び起こしてしまいます。香りや味覚で昔の記憶を思い出すのと同じ原理ですね。正直なところ、気圧の変化自体を防ぐ手立ては今のところありません。ですので、気圧の変化を察知したら早めに準備することが重要です。

 

市販で変える薬で有効なのが、乗り物酔いの薬です。内耳の働きを抑えてくれる効果があります。もし薬を飲むのに抵抗があるのであれば、漢方の一つ『五苓散(ごれいさん)』も効果的ですよ。気象病では、古傷や関節痛がひどくなることもあります。耐え難い痛みを感じたら、身体の専門家へのご相談も考えてくださいね。


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